インパ！

朝、家を出たのが７時半。
東名で三好ＩＣに向かうけど途中のラジオの声で方向を変え、藤岡ＩＣまで足を延ばした。
駐車場はまだまだ空いていて、発券機も並ぶことなかった。
待つこと30分。無料シャトルバスで会場へ。大型の観光バス。
西ゲート前に到着。やっぱり人の群れだったけど15分くらいで中へ。
この時点でちび②はダラダラだった。
ゲートをくぐって、いざパークへ。

真っ先に向かったのは、ドイツ館のあるグローバルコモン３。
入館する前にワゴンを見つけ５００円のスタンプ帳を買う。
これがないと子供は走らない。
最初に入ったギリシャ館で、踊るサテュロス像を見てちび②はまた愚図る。
2400年の歴史がドンドロドンドロした空気の中で廻っていて怖かったようだ。ドイツ館は既に140分待ち。
いつでも入れるから後回しにして他のパビリオンを廻る。
ブルガリア館でこどもたちはヨーグルトをもらって一休み。
ヨルダンで死海のプールを見て、ちび①は砂工芸に夢中になる。
自分のお土産に欲しいというちび①に“全部みてからね”と制し次へ。

12時近くなったので北ゲートに向かう。
自転車タクシーに乗ってみる。
お兄ちゃんはよく喋る三重県の子でホスピタリティ溢れてて楽しかった。１区間はあっというまなので割高感あり。
それでも子供と歩くことを考えたら乗りたいかも。
炎天下の太陽でちび②はぐったり。
ちび①はすごく楽しそうにきょろきょろしてた。

１２時半の予約を持ってガス館へ。
長蛇の列の横をすいすい入っていき、入館。
これは予約しなくては見ることはできないと思う。
だってものすごく暑いのに二時間とか待っているんだもん。大変だ。
予約ってものはすごく優越感に浸れる。

マジックショーに喜んで、さぁ昼食。
ＲＪさんのオススメどおりクイーンアリスアクアに直行。
でもドイツのレストランがいいという声に負けてあちらへ。
テイクアウトもあったけど、のんびりとしたくてテーブル席を選ぶ。
ドイツ風カレーは大きなソーセージ二本付きで千円なり。

昼食が終わってグローバル・コモン6へ。
並んでいるオーストラリア館を横目に空いているパビリオンを廻る。
空いているといっても結構な人だった。
北ゲート近くは人が多いって聞いていたけど本当だ。
落ち着かずにスタンプラリーをする。

時間がきて１５時半にＪＲ館へ。
予約が二枚しかないのでダンナさんと子供二人で入る。
その間私はちび②が観覧車に乗りたいとダダをこねるので隣のワンダーホイール展・覧・車に。
ここは７０分待ち。
ＪＲは４０分かかったので、並ぶにはちょうどいい時間だった。
無事に合流してみんなで観覧車に乗り込む。
降りる頃には夕方の風が吹き始めた。

シャチハタ館あたりで遊んでショーを見て、それからキッコロゴンドラへ。
自転車タクシーに比べるとお得感あったけど、高かった。
ゴンドラに乗るなら無料のモリゾーゴンドラに乗らなきゃ。
でも、キッコロゴンドラで一気にグローバル・コモン4まで。
ルーマニア館でちび②はバッヂをもらう。
ベルギー館ではロータスのクッキーを貰い気に入ったのでお土産に買う。
万博パッケージで可愛い。
ショップではタンタンのグッズも沢山あった。
ちび②は私にくっついていてなんでもおねだり。
レジでタンタンのお友達の犬のぬいぐるみを不意に追加。
鳴く犬は思いがけず高価で私が泣いた。
北欧館ではマリメッコのコースターを購入。
“うちのお布団とおんなじお花”とちび②が嬉しそうだった。
ムーミングッズも沢山。

やっぱりヨルダン館のアレが欲しいというちび①についてグローバル・コモン3へ。
今度はドイツ館へも入場。
夕刻だったが70分待ちだった。
スタッフに券を提示した私たちは、出口から逆送して中に入り、すぐにライド・オン。
スタッフの女の子に“ニホンジンデスカ？”と頭を撫でられたちび②。
ここでもくるくるの髪を“メズラシイデスネ”と可愛がられた。
ちび②はどこに行っても可愛いと言われ、得をしていた。
ちょっとしたジェット・コースターの気分。
だから人気なんだよね。
お土産にバッジやらを人数分もらった。
それからなんとなくフランス館やら廻って、オランダ館へ。
水の映像はきれいで涼しかった。

外に出るとあたりは真っ暗。
もう帰ろうね、っていう頃には９時をまわっていた。
それからゲートへ。
もうバス停には長蛇の列。
だけど３台ワンセットで走るバスの回転がよくて３０分くらい待って乗ることが出来た。
駐車場に戻って時刻は１０時になる。
ゲートからもすぐに出られて、帰路へ。
もう子供たちはぐったり。私たちは最後の路を頑張った。

たぶんすごく歩いたから一万歩は歩いたんだろうなと思う。
とすると、同じだけ歩いたちび②は二万歩だ。
最後は“もういやだよぉぉ”と泣きながら歩いてたけど、そのはずだよね。よく頑張った。
ちび①はすごく楽しかったみたいで、すぐさま“また来たい！”と言っていた。
でも私はなかなか足の疲れが取れなくて、ちょっと休息したいかな。
欲張りすぎちゃダメだね。